デッドプール 会話小ネタ
「」…英語
『』…日本語
ウェイドとご飯を食べてたら、突然日本の実家から電話がかかってきた。
『もしもし、どうしたの?
……え? ご飯食べてた。例のキティちゃん好きの友達と。
……はぁ!? 彼氏じゃないって!
……まぁ、そうなったらいいなって思ってる、私の片思いだけどね。
……はいはい、また後でかけなおすよ。じゃあね』
「ごめん、日本にいるお母さんからだった」
「*ちゃんの元彼かクソ上司だったら絶許だったけど、お母様ならいつでも大歓迎。*ちゃんの日本語の発音可愛いね。『もしもし』ってもう一回言って?」
「絶対ヤダ。早く食べないと冷めるよ」
「……言い忘れてたんだけどさ」
「ん?」
『俺ちゃん普通に日本語ペラペラなんだよね』
「!? 嘘でしょ、今の話わかってて聞いてたの!?」
『なんだっけ、日本の告白文句。”月が綺麗ですね”?』
『いっそ私を殺せ……』
『OKの返事ってそんなんだっけ』
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SS置き場 Xに投下してる習作SS置き場です
2024年9月14日(土) 16:06:44
デッドプール 会話小ネタ
実家(日本)から荷物が届いた夢主。
こっちの友達にキティちゃんがいると話したことがあり、その人にと地元のご当地キティちゃんストラップが入ってた。
「ウェイドこれあげる」
「わーい、*ちゃんがくれるものなら埃でも嬉しい! ……ってマイスイートキティじゃないの! このカッコなに!? ジャパニーズコスプレキティ!?」
「ご当地キティって言って、地元限定のアイテムなんだ。友達にキティちゃん好きがいるって話したら送ってくれて」
「え……それって、俺ちゃんと*ちゃんの仲がご両親公認ってコト……!?」
「何でそういう話になるの???」畳む
実家(日本)から荷物が届いた夢主。
こっちの友達にキティちゃんがいると話したことがあり、その人にと地元のご当地キティちゃんストラップが入ってた。
「ウェイドこれあげる」
「わーい、*ちゃんがくれるものなら埃でも嬉しい! ……ってマイスイートキティじゃないの! このカッコなに!? ジャパニーズコスプレキティ!?」
「ご当地キティって言って、地元限定のアイテムなんだ。友達にキティちゃん好きがいるって話したら送ってくれて」
「え……それって、俺ちゃんと*ちゃんの仲がご両親公認ってコト……!?」
「何でそういう話になるの???」畳む
2024年9月14日(土) 16:05:37
僕の弱点イコール君
J刑事 シャドウ丸
「シャドウ丸って自分のこと無敵だと思ってんの?」
「そうだったらいいですけどね、どんな物であれ人であれ、弱点に一つや二つあるもんですよ」
「へぇ、シャドウ丸にも弱点があるんだ。それって何?」
「そう簡単に教えるわけにゃいきませんよ」
「えー、知りたいなぁーシャドウ丸の弱点」
「そうですねぇ、じゃあもし当ててみたら何か一つ言うことを聞きましょう」
「え、いいの!?」
「でも裏を返せば、そのくらい俺の弱点を当てられない自信があるってことですよ」
「あ、なるほど。じゃあもっと捻くれたものってことかぁ」
「はは、そういうことでさ」
「うーん、気になる! シャドウ丸の弱点!」
「ぜひ、当ててみて欲しいですねぇ」畳む
J刑事 シャドウ丸
「シャドウ丸って自分のこと無敵だと思ってんの?」
「そうだったらいいですけどね、どんな物であれ人であれ、弱点に一つや二つあるもんですよ」
「へぇ、シャドウ丸にも弱点があるんだ。それって何?」
「そう簡単に教えるわけにゃいきませんよ」
「えー、知りたいなぁーシャドウ丸の弱点」
「そうですねぇ、じゃあもし当ててみたら何か一つ言うことを聞きましょう」
「え、いいの!?」
「でも裏を返せば、そのくらい俺の弱点を当てられない自信があるってことですよ」
「あ、なるほど。じゃあもっと捻くれたものってことかぁ」
「はは、そういうことでさ」
「うーん、気になる! シャドウ丸の弱点!」
「ぜひ、当ててみて欲しいですねぇ」畳む
2024年1月28日(日) 10:52:04
ごちそうさま/逃げるなよ、追いかけたくなるだろ
実写バリケード
潮と鉄の味がした。
目の前の女は、信じられないという表情でこちらを見上げている。その目には恐怖や戸惑いなどの色が含まれていて、組織回路全体が歓喜で震えた。
人間のように有機物を食する必要はないが味覚機能が備わっている。口内組織で女の肌に触れれば、美味とはかけ離れたものだが、その匂いは中毒のように記憶媒体にこびりつく。
女は弾けたように逃げる。この俺から逃げられると思っているだろうか、なんて頭が弱く、可愛いのだろう。
すぐに追いかけるには勿体無い。その逃げ纏う背が見えなくなってから、追うことにしよう。
その背中が消えるまで、あと少し。畳む
実写バリケード
潮と鉄の味がした。
目の前の女は、信じられないという表情でこちらを見上げている。その目には恐怖や戸惑いなどの色が含まれていて、組織回路全体が歓喜で震えた。
人間のように有機物を食する必要はないが味覚機能が備わっている。口内組織で女の肌に触れれば、美味とはかけ離れたものだが、その匂いは中毒のように記憶媒体にこびりつく。
女は弾けたように逃げる。この俺から逃げられると思っているだろうか、なんて頭が弱く、可愛いのだろう。
すぐに追いかけるには勿体無い。その逃げ纏う背が見えなくなってから、追うことにしよう。
その背中が消えるまで、あと少し。畳む
2024年1月28日(日) 10:49:58
あなたが嫉妬してしまった時の彼の反応
覚醒 ミラージュ
さっきから、ノアのはなしばっかり。
声にしまいと必死に喉に溜めていた言葉をついに言ってしまう。ああ、言っちゃった。と見上げればミラージュは青色に輝くオプティックをキュルキュルとさせていた。
「……それ、もしかして嫉妬してんの?」
「……面倒くさい女とか思ってるでしょ」
ああやだやだ、嫉妬なんてしちゃって。自己嫌悪で胸をムカムカさせているのとは対照的にミラージュはニンマリと笑ってる。
「……何?」
「心配するなって、ノアはダチだけど、俺はダーリン一筋だからさ」
……とミラージュはウインクをして言う。なんだか機嫌が良さそうなのは気のせいだろうか。畳む
覚醒 ミラージュ
さっきから、ノアのはなしばっかり。
声にしまいと必死に喉に溜めていた言葉をついに言ってしまう。ああ、言っちゃった。と見上げればミラージュは青色に輝くオプティックをキュルキュルとさせていた。
「……それ、もしかして嫉妬してんの?」
「……面倒くさい女とか思ってるでしょ」
ああやだやだ、嫉妬なんてしちゃって。自己嫌悪で胸をムカムカさせているのとは対照的にミラージュはニンマリと笑ってる。
「……何?」
「心配するなって、ノアはダチだけど、俺はダーリン一筋だからさ」
……とミラージュはウインクをして言う。なんだか機嫌が良さそうなのは気のせいだろうか。畳む
2024年1月28日(日) 10:49:23
口実
rotマイキー
「できた!」
背後にずっといたマイキーが声を上げた。ずっと私の髪をいじっているなと思っていたけど、好きなようにさせていた。本から顔を上げて振り返る。
「ほら、可愛くなったよ!」
手渡された手鏡をみると、驚いた。自分の髪は丁寧に編み込まれていた。
「すごい、器用だねマイキー」
マイキーにこんなことができるなんて思わなくて、素直に驚いた。褒めるとマイキーが嬉しそうに笑う。
「せっかく可愛くしてもらったのに、出かける予定もないからもったいないね」
「じゃあデートしよ」
マイキーは目を細めて誘う。今から? そう聞く前にすでにマイキーは手を差し伸べていた。その手を取らないわけにもいかず、マイキーの手に自分の手を乗せれば優しく握り締められた。畳む
rotマイキー
「できた!」
背後にずっといたマイキーが声を上げた。ずっと私の髪をいじっているなと思っていたけど、好きなようにさせていた。本から顔を上げて振り返る。
「ほら、可愛くなったよ!」
手渡された手鏡をみると、驚いた。自分の髪は丁寧に編み込まれていた。
「すごい、器用だねマイキー」
マイキーにこんなことができるなんて思わなくて、素直に驚いた。褒めるとマイキーが嬉しそうに笑う。
「せっかく可愛くしてもらったのに、出かける予定もないからもったいないね」
「じゃあデートしよ」
マイキーは目を細めて誘う。今から? そう聞く前にすでにマイキーは手を差し伸べていた。その手を取らないわけにもいかず、マイキーの手に自分の手を乗せれば優しく握り締められた。畳む
2023年11月5日(日) 13:36:36
世界の終わる日に 泣きながら 恋をした
rotレオナルド
これで終わりなんだ。頭のなかでぼんやりそう思った。ニューヨークの懐かしい街並みを思い出すと、涙は止まらない。すると優しくレオの手が頭に乗った。
「泣くなよ、俺がついてるだろ」
この街はもう終わる。クランゲに敗れ、ここで二人とも周囲の瓦礫に埋もれながら朽ち果てるのだ。レオを見上げると、笑っていた。その表情を見ていると、色んな感情が込み上げて涙が止まらない。すると、レオはクツクツと喉で笑った。
「最期まで、一緒にいてやるから。安心しろ」
まるで、子供をあやすような声音に私は胸を撫で下ろし、彼の胸に体を身を任せた。髪を撫でる手つきが心地よい。
薄れていく意識の中で、ああ、好きだな。と呟いた。声になっていただろうか。レオに届いただろうか。畳む
rotレオナルド
これで終わりなんだ。頭のなかでぼんやりそう思った。ニューヨークの懐かしい街並みを思い出すと、涙は止まらない。すると優しくレオの手が頭に乗った。
「泣くなよ、俺がついてるだろ」
この街はもう終わる。クランゲに敗れ、ここで二人とも周囲の瓦礫に埋もれながら朽ち果てるのだ。レオを見上げると、笑っていた。その表情を見ていると、色んな感情が込み上げて涙が止まらない。すると、レオはクツクツと喉で笑った。
「最期まで、一緒にいてやるから。安心しろ」
まるで、子供をあやすような声音に私は胸を撫で下ろし、彼の胸に体を身を任せた。髪を撫でる手つきが心地よい。
薄れていく意識の中で、ああ、好きだな。と呟いた。声になっていただろうか。レオに届いただろうか。畳む
2023年11月5日(日) 13:35:51
幽霊/1+1=1
G1リジェ
最近、私は幽霊に取り憑かれているらしい。何かの気配を感じて、そちらを見ても何もいないし、ふとした時に物音や足音が聞こえることもある。でも、誰もいない。
これは幽霊に間違いない。でも、幽霊は私に何か悪さをする様子もなく、ただ私を見ているだけだ。ここ最近はこの姿の見えない幽霊になんだか愛着が湧いてきた。
「おやすみ、幽霊さん」
眠る前、自分の部屋の宙にそう呟けば、ガシャンと聞き覚えのある音が暗がりから聞こえた。
その音は不思議なことに、金属の軋む音に似ている。畳む
G1リジェ
最近、私は幽霊に取り憑かれているらしい。何かの気配を感じて、そちらを見ても何もいないし、ふとした時に物音や足音が聞こえることもある。でも、誰もいない。
これは幽霊に間違いない。でも、幽霊は私に何か悪さをする様子もなく、ただ私を見ているだけだ。ここ最近はこの姿の見えない幽霊になんだか愛着が湧いてきた。
「おやすみ、幽霊さん」
眠る前、自分の部屋の宙にそう呟けば、ガシャンと聞き覚えのある音が暗がりから聞こえた。
その音は不思議なことに、金属の軋む音に似ている。畳む
2023年11月5日(日) 13:34:07
街灯/唯一の、嫌い。
G1マイスター
ストリートの地下鉄二番ホーム出口前の街灯。そこが定番の解散場所だった。そこにつけば、マイスターとの楽しいデートはおしまい。デートと思っているのは私だけ。
「今日はありがとう、楽しかった」
「こちらこそ、久しぶりにリフレッシュできたよ」
マイスターは優しくそう言って、ドアを開けてくれる。マイスターから降りて、手を振って地下鉄の階段を下る。ふと、思い立って来た階段を登ってもう一度街灯の下を見た。
すでにマイスターはいなかった。忙しい合間を縫って私に会ってくれているのだから、それは仕方ない。分かっているけれど苦い気持ちになる。
大好きな人だけど、そういうところは嫌い。全部は嫌いになることはないけど。畳む
G1マイスター
ストリートの地下鉄二番ホーム出口前の街灯。そこが定番の解散場所だった。そこにつけば、マイスターとの楽しいデートはおしまい。デートと思っているのは私だけ。
「今日はありがとう、楽しかった」
「こちらこそ、久しぶりにリフレッシュできたよ」
マイスターは優しくそう言って、ドアを開けてくれる。マイスターから降りて、手を振って地下鉄の階段を下る。ふと、思い立って来た階段を登ってもう一度街灯の下を見た。
すでにマイスターはいなかった。忙しい合間を縫って私に会ってくれているのだから、それは仕方ない。分かっているけれど苦い気持ちになる。
大好きな人だけど、そういうところは嫌い。全部は嫌いになることはないけど。畳む
2023年11月5日(日) 13:33:24
プライド/それ以上は許さない
G1スタースクリーム
ただの人間だ。人質でしかない。なのになぜこいつを見ていると腹が立つのだ。こちらを見る目は揶揄うように意地の悪く目が細く、口元は弧を描いて笑う。
お前に見られると不愉快だ。お前を見るのが不愉快だ。そう言うとやつはさらに笑みを深くさせる。
「スタースクリーム、よく私を見てますね。それって」
やめろ、とやつの細い首に手をかける。それ以上言葉にすることは許さない。畳む
G1スタースクリーム
ただの人間だ。人質でしかない。なのになぜこいつを見ていると腹が立つのだ。こちらを見る目は揶揄うように意地の悪く目が細く、口元は弧を描いて笑う。
お前に見られると不愉快だ。お前を見るのが不愉快だ。そう言うとやつはさらに笑みを深くさせる。
「スタースクリーム、よく私を見てますね。それって」
やめろ、とやつの細い首に手をかける。それ以上言葉にすることは許さない。畳む
2023年11月5日(日) 13:32:27